少女漫画について語る企画、昨日の「なかよし・りぼん」について、本日は「少女コミック」略して「少コミ」と「花とゆめ」通称「花ゆめ」編です。中学生になる頃から、購読誌が「なかよし」から「少女コミック」に変わりました。また中学時代は海外にいて仲の良い日本人女子から色々な雑誌のコミックスを貸し借りして、その中で特に「花とゆめ」レーベルでは面白いタイトルが多くありました。ということで、主に中学~高校時代に読んで記憶に残っている作品を挙げていきます!
と、その前に昨日の「なかよし・りぼん」編はこちら。
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さて、気を取り直して「少コミ・花ゆめ」編、行きます!
【少女コミック編】
⑧「亜美!ノンストップ」北川みゆき先生
北川みゆき先生といえば、「あの子に1000%」「ぷりんせすARMY」などラブコメが有名ですね。これはごく普通(にしては超かわいくてスタイル良し)の女子高生が、ひょんなことから芸能界入りしていくお話です。毎回同じこと言ってますが、ヒーロー役の望がイケメンです。笑
⑨「海の闇、月の影」篠原千絵先生
「闇のパープルアイ」「蒼の封印」「綾子の心霊事件簿」「天は赤い河のほとり」など、壮大なミステリーロマンの名手の篠原先生。中でもこの「海の闇、月の影」は最後までドキドキハラハラの展開で、恐さも切なさもあり、大好きです。仲良しの双子だった流水と流風が、ハイキング先で古代ウィルスに感染したことから特殊能力を身に付けるのですが、優しい姉の流水が豹変していく…という話。篠原先生はアクションシーンがリアルで迫力あり、ともすれば突飛な話にしっかりと現実味を持たせています。
⑩「花冠のマドンナ」さいとうちほ先生
「少女革命ウテナ」が有名なさいとうちほ先生の歴史モノ。さいとうちほ先生は華麗な作画で大好きでした。レオナルド・ダ・ヴィンチやチェーザレ・ボルシアなど、実在の歴史上の人物も出てきて、苦手な世界史がちょっとだけ好きになるきっかけをくれました。
【花とゆめ編】
⑪「エイリアン通り」成田美名子先生
アメリカ西海岸で一軒家に暮らす若者たち。みんなそれぞれ事情がある中で、不思議な仲間たちが増えて行って…。作中に、お父さんの海外転勤に帯同した日本人の女の子が出てくるのですが、その子が現地の学校に馴染めずに苦しむシーンがあり、当時同じく現地校に入って苦労していた私は読んでいてとても感情移入しました。「CIPHER]「ALEXANDRITE」「NATURAL」「花よりも花の如く」など、成田先生も名作揃いの巨匠です。
⑫「ぼくの地球を守って」日渡早紀先生
略して「ぼく地球(タマ)」。大昔に他惑星で産まれた人間が、地球を観測するミッションを受けて月に駐留。各クルーの生まれかわりが日本人としてそれぞれ転生するも、転生した若者たちは過去の自分の記憶を思い出していき…。とにかく壮大なSF大作で、切なくて泣けるシーンが多い。しかもポロリではなく号泣するシーン多数です。感情にこんなに訴える少女漫画なかなかないです…。
⑬「オトナになる方法」山田南平先生
女子大生・久美子と、小学生・真吾の恋愛物語。私が中学時代、一個下の男の子に熱烈に片想いしていて、真吾くんの外見がその男子に似ていたこともあり、ハマったシリーズです。今見ても、真吾くんカッコいい!山田先生の「紅茶王子」も有名ですね。
⑭「赤ちゃんと僕」羅川真理茂先生
お母さんを亡くした小学生の拓也と実の兄弟愛と、拓也の小学校生活を中心にした物語、「赤僕」。名シーン・名キャラが多いですが、私は硬派な小学生・藤井くんが大好きでした。親になった身で今読むと、子供の頃に読んだのとは異なる印象を抱くかもしれないな。
⑮「花ざかりの君たちへ」中条比紗也先生
ドラマ化もされた有名作です。憧れのハイ・ジャンパー佐野君を追いかけて、男子校に無理やり入学した瑞稀の高校生活を描いてます。とにかくイケメン男子ばっかり出てくる逆ハーレム状態。「女子が男子校に入学するなんて可能なの?」というツッコミが気にならなくなるくらい面白いです。
まとめ
気付けば、花ゆめからこんなに多くのタイトルが…!この他にも「ふしぎ遊戯」や「っポイ!」「世界で一番大嫌い」など、多くの名作がありますよねぇ。ホント、いくらでも語れてしまうので、本日はこの辺にしておきたいと思います。
ここまで少女漫画ばかり挙げてきましたが、もちろん少年漫画も多く読んできたので、次回は少年漫画編にGO!