2020年に買ってよかったもの。それは、一度もここにアップしてませんでしたが、グランドピアノです!
お題「#買って良かった2020 」
「おいおい、こないだアップライトピアノ買ったって言ってなかったか?」というツッコミを頂きそうです。。。はい、確かに購入してました。
happilyeverafter.hatenablog.com
このシリーズ記事が多いので一個だけ貼ります。これが2019年前半ですね。
で、ここからなんと一年くらいで、グランドピアノ買い替えを決心しました。なので、記事にはしてなかったのですが、このアップライトは一年くらいの使用で、すぐお譲りに出したので、もう我が家にはありません。苦笑
グランドピアノ購入を決意した背景
グランドピアノ購入を決意したのは、長女がピアノを一生懸命やり、コンペにも挑み(まぁ結果はそう簡単には出ないのだけど)、としている中で、母である私が欲しくなってしまいました。
先生の自宅でのレッスン、コンペ前のスタジオレッスンでの長女の演奏、お友達のピアノ発表会で聞く演奏、コンペでの他のお子様の演奏。そうしたものはすべてグランドピアノで、聞いているうちに、グランドピアノの音の美しさや迫力に、すっかり私が魅せられたんです。
また長女にもちらっと相談したら、「グランドで練習する方が楽しい」と日々言っていたので、だったら早いうちに買うか!となりました。ちなみに、長女は、グランドが高価なものだと知っているので「欲しい」とは言いませんでしたが、買った後にものすごく喜んでました。
オットさんとの協議
我が家のオットさんは、ピアノというお稽古事についてかなり協力的。週末にたまにある遠方でのコンペや、先生宅でのレッスンの機会には、必ず車を出して一日がかりで送迎にアテンドしてくれます。
が、「グランドを買いたい」と私が言い出した時には、やはりそう簡単にはOKは出ませんでした。
なにせ大きいもの。楽器自体も大きいし、奏者のスペースも考えると、2メートル×3メートル四方くらいの場所を用意する必要があります。我が家では、自動的にリビングに置くことになる。
それに、決して安いものでもありません。買ったばかりのアップライトを下取りに出して、当然お金を上乗せして、そこまでして購入するのか?
オットさんとしては、そこまで家族がピアノに捧げることに疑問があったようです。私も当然のことだと思います。
そこからは、丁寧に一か月くらい話し合いを重ねて、最終的に、以下の条件のもとにオットさんがOKと背中を押してくれました。
・家の中をきちんと片付ける。ただでさえピアノが場所を取るのだから。
・ピアノは一生懸命頑張る。音楽を楽しむ。周囲に感謝する。
今でも、寛容なオットさんには感謝しかありません。また、「パパ(オットさん)は譲ってくれたのだから、パパがしたいことには、出来る限り協力しようね」といつも子供たちにも話してます。
「うちのグランドは誰のもの?」とママ友の存在
ピアノを購入する!となった際、娘たちには
「このピアノはママのだからね。ママが欲しくて買ったもので、あなたたちには貸してあげるんだからね。」
と話しました。
これは、実は同門のママ友に教えてもらった言葉です。同門ママさんもグランドを購入している先輩で、我が家の購入前にあれこれ相談させてもらってました。その際に、「グランドを購入することで私(母親)が過度な期待を子供にかけてしまいそうで怖い」と相談したのです。
そこで、同門ママさんは、前述の通り子供に話すことで
「あなたのためにグランドを購入したのだから、練習頑張りなさいよ!ピアノはずっと続けなさいよ!」
というプレッシャーを、子供にかけないようにした、と教えてくれました。
それはすごく良い案だな!と思ってそのまま使わせてもらうことにして、我が家のピアノは「母親である私のもの」ということになってます。
ちなみに、私はピアノも楽器も全く弾けません。。。笑
なお、このグランドの追加資金(アップライト下取り額に加算した分)は、私の貯金から出してます。アップライトも私の貯金から出したので、一応?名実ともに私が買ったものですかね。我が家はマンションのローンが全額オットさん名義なので、オットさんの月々の負担額を考慮して、お稽古事(ピアノ)は全額私が出す形になっています。
それにしても、グランドが欲しいなあと思いだしてから半年ほど、ずっと私の相談に乗ってくれて、最終的には明るく「グランドあると楽しいよ!」と背中を押してくれたママ友には感謝しかありません!
我が家に来たピアノ
そんなこんなでグランドへの買い替えを決意したのが20年2月中旬。すぐ、ピアノの先生と中古ピアノを探してくださる調律師さんに連絡して探し始めて頂きました。
・サイズ:C1~C3
・サイレント付き
・ヤマハ希望
という私の条件にマッチする、比較的新しい(あまり使われてなかった)グランドがすぐ見つかり、あれよあれよと購入となりました。ちなみに、アップライトの時も同じ調律師さんに見つけて頂いた子を購入。今回も同じく調律師さんが見つけて試弾したおすすめの子を、そのまま購入しました。我が家は試弾はしておらず、調律師さんにお任せです(結構珍しいかもしれませんね)。
緊急事態宣言が出る直前の三月末、我が家に来たのがこの子です!
ヤマハのC3SG、2011年製です。譜面台が直立になってますが、普段はこんな急角度にしてません。笑
あと、当然いつもは大屋根を開けないで使用してます。
余談ですが、ピアノの中って美しい〜。
ちなみに、コロナ禍を受けて巣籠り需要が高まり、今は電子ピアノやアコースティックピアノがなかなか手に入りづらいようですね。たまたまですが、我が家はその前に購入を決意・選定出来たので、ラッキーだったかもしれません。
グランドを導入してみて
さて、そんな我が家にグランドを導入してみて良かったこと。
・子供たちの練習の熱心さがあがった
・練習を聞いている私が楽しい
・本番前のスタジオレッスンが必要なくなった(スタジオへの移動・スタジオ代などの時間的・金銭的負担がなくなった)
・本番(コンペや発表会)でグランドに対峙する恐怖心がなくなった
「グランド入れてピアノが上手になったか?」というと、うーん…分かりません!というのも、もちろんモモもハナも、ピアノは毎日練習してるし、特にモモのこの一年の成長は目覚ましいです(先生談)。
ただ、それがグランドで練習していたから、という単純なことだけではない気がします。自宅にグランドがあることが嬉しくて、今まで以上に一生懸命練習していること。今まで毎日コツコツ地道に練習してきた成果が、ここにきて花開いていること。そうしたことの総合的な結果だと思います。
反対に、グランドを導入したデメリットは一点のみ。
・場所を取る!!!
ですね。。。これはもはやどうしようもありません。モモハナがピアノを頑張るうちは、リビングにどーん!と陣取るグランド様を大事にしたいと思います。
まとめ
ここまで書いたのですが、正直なところ、長女モモは音楽高校や音大に進学したい!という希望はないようです。私も、それでいいと思ってます。
ただ、ここまで「好きだ」と思える趣味があるのは素晴らしいことです。今後の子供たちの人生を、ピアノや音楽が少しでも彩りゆたかにしてくれるならこんなに嬉しいことはないし、そのためにグランドも重荷ではなくて、子供たちの支えになるといいなと思います。
音楽の道を目指す訳でもないのにグランドピアノなんて贅沢かもしれませんが、我が家的には本当に「買ってよかったもの」です。