6月17日(月)
午前中、母と神楽坂を散歩。お昼にはお蕎麦を食べて、とにかく歩く歩く!お昼過ぎに帰宅、録画した嵐の番組見ながら(笑)、買ってきた神楽坂シュークリームを母と食べる。
14時半 ちょっと昼寝をしようと寝室に行く。
15時過ぎ 強い張りが始まる。張りがきているお腹を見ると、赤ちゃんがいる部分だ盛り上がってるのが分かるくらい強い張りで、「きた!」とすぐ分かった。
18時 張りがなかなか一定間隔にならない。17,8分の時もあれば、10分くらいの時もある。母の奨めで、とりあえず病院に電話。助産師さんと相談して、もう少し陣痛が一定間隔(経産婦なので、12-13分間隔くらい)になるまで自宅で様子を見ることにする。オットさんにも電話、早めに帰ってきてもらえるようにお願いする。
19時 オットさん帰宅。時々張るお腹を抱えながら、まだまだ余裕で食事を取る。
夕食後はお風呂にもゆっくり入る(産んだらしばらく入浴できないしね!)。夕方からずーっとiPhoneのアプリで陣痛間隔を計っているけど、やっぱり間隔は15分~20分程度。しょうがないので、とりあえず今のうちに休もう、とベッドに入って眠る努力をする。
24時 10~15分間隔くらいになってくる。
18日(火)
2時過ぎ 気づいたら寝落ちしていて、張りで目覚める。
3時過ぎ 張りが9~10分間隔になっているのを確認。病院に連絡すると、入院荷物を持って来るように指示あり。オットさんと母を起こして、家を出る準備。私はすぐ出れる状態になったのだけど、オットさんは寝ぼけていたこともあり(笑)、シャワー浴びたりなんかしてちょっと時間がかかった。
4時10分 オットさんと家を出発。モモちゃんも起きてきてしまっていたけど、母に何とか託す。
4時半 タクシーで病院着。張りは約10分間隔。
4時45分 内診で子宮口3センチ、入院決定。お腹にモニターを付けて、陣痛室で横になる。痛みは強い生理痛くらいで、まだまだ平気。
6時 張りは2~6分間隔で安定せず。痛みも特に変わらず、まだ耐えられるレベル。
7時 そろそろ強い痛みが5分間隔でくる。ちょうどオットさんが自分の朝食を買いに外出してる時で、40分以上帰ってこない時だったので、イラついてメールして呼び戻す(メールしたら急いで戻ってきた。まさかそんなに進んでいるとは思わなかったらしい。笑)。助産師さんが、私のお産の進みが早いので、希望していた和痛分娩は出来ないことを告げに来る(麻酔科の先生がまだ出勤してなかった)。元々、和痛分娩は「もし産気づいた時に麻酔科の先生がいれば」ベースのゆるーい希望だったし、もうかなり痛くてそこでゴネる元気もなく、黙って頷く私。
※このへんから、時間の記憶が曖昧になります。。
8時頃 痛みがかなり強くなり、思わず声に出して唸ったり、時には「いたーい!」と叫んだりし始める。3分間隔。ドップラーで赤ちゃんの位置をチェックした助産師さんに「赤ちゃんがまだまっすぐ降り切ってないから、もう少し時間かかるかも」と言われて、絶望的な気持ちになる。
8時半 どんどん痛みが強くなってきて、急に四つん這いになりたくなった。咄嗟にベッドの上で四つん這いになって耐えていたら、助産師さんが大きなビーズクッションを持ってきてくれて、それに寄りかかりながら唸ったり叫んだりして耐える。この四つん這いの体制で赤ちゃんがまっすぐ降りたのか、急に段違いの痛みがきた!
8時45分 分娩室へベッド毎移動。
8時50分 破水。フリースタイル分娩を推奨する病院だったこともあり、助産師さんの判断で、オットさんに抱きかかえてもらって四つん這いの体制で分娩することに!そんなことを想定してなかったので「えー!?」と一瞬思いつつも、もうとにかく痛くて正気を失いかけていたので、助産師さん達の指示に従う。子宮口7センチ。「えー、まだ7センチですかー!?」と泣き言を言ったら、「急に進みが早くなったから、7センチでも私達(助産師さん達)の分娩準備が間に合うかどうかってくらい、順調に進んでますよ!」と慰められる。
もうとにかく痛い!体がちぎれそう!!「もう無理です~」「殺してください~」(←オットさんは、私を介助しながら「『殺してくれ』はないだろう」と内心ツッコミを入れたらしい。笑)と泣き言を叫びまくる私。その間にどうやら子宮口が全開になったらしく、いきむように指示が出る。でも痛くてそれどころじゃなく、つい「いたーい!」と言ってしまう私に、助産師さんが「お母さんがちゃんと呼吸しないと赤ちゃんが苦しいんですよ!」と何度も呼びかけてくれて、少し冷静さを取り戻して呼吸に集中して、とにかく頑張っていきむ!
9時13分 遂にハナちゃん出産!!「おぎゃー!」という典型的な泣き声を聞かせてくれた。私は感動で涙、というよりは、痛みから解放された嬉しさと、無事に産まれた安堵感で放心状態…。ふと見ると私を支えていたオットさんは、汗びっしょり(笑)。私は改めて分娩台に寝かされ、いつの間にか登場したお医者さんが後産処置をしてくれた。会陰がちょっとだけ裂けたということで、縫合もされる。麻酔してても結構痛かったけど、美人な助産師さんがずっと手を握ってくれてて助かった。私はカンガルーケアにこだわりはなく、産後すぐにはハナちゃんを抱っこしてなかったので、オットさんに先に抱っこしてもらう(そして縫合されながらそれを見守った私)。あー、無事に産まれてくれて本当に良かった、オットさんにお産に立ち会ってもらって本当に良かった、と心底思う。
その後、産後の待機室→入院する部屋へと移動していったり、母やモモちゃんが病院に来たりしたのですが、それはまたあとで。
感想としては、とにかく、痛かったー!!前回モモちゃんの出産が無痛分娩だったので、今回はそれとは違った経験が出来て、それもまた良かったです。思いがけず四つん這いでの出産になってびっくりだったけど、オットさんに介助してもらって産んだのでまるで夫婦二人で出産したかのような感じで、すごく良い経験でした。オットさんもすごく感動したみたいです。本当、オットさんがいてくれなかったら頑張れなかったかもってくらいオットさんに助けてもらったお産でした。感謝です!!
それにしても、よく色々な出産レポに書いてある通り、本当に意識的に深呼吸を続けることって大事だなーって思いました。特にお産の後半は本当に痛くてそれどころじゃなくなりがちだけど、落ち着いて呼吸しないと赤ちゃんが苦しいんだもんね。(赤ちゃんの心拍モニターでもそれは如実に出るし)
もう三人目はないけど(笑)、良い勉強になりました!
あと、自然分娩も無痛分娩も経験した身として言いたいのは、無痛とか和痛分娩の人(時には帝王切開も?)に対して「痛い思いをして産んでこそ我が子は可愛い」とか、
「自然分娩してこそ母親」とか、麻酔に対する批判的な意見をネットとかでよく見かけるけど、そんな訳ないです!そんなの関係ねぇ!です。(古い)
自分のお腹で10カ月かけて大きくした我が子だもん、どんな形で産まれても本当に本当に可愛い!!当たり前じゃん!!なんか、無痛とか和痛とかに対するネットの意見を見ていると悲しくなることが多いので、書いてみました~。