ちょっと、だいぶ、仕事で心理的に追い詰められることが増えていて、参ってます。
本来、この春で他の人に引き継ぐはずだった業務のいくつかを、諸事情で誰にも引き継げず、持ち続けています。その一方で、昇進したことで管理仕事が一気に増えました。在宅勤務メインになって業務改革の波もきて、昨年からリーダーだった新しいプロジェクトも佳境に入り…。もう言い訳みたいだけど、信じられない仕事量になっています。
先輩であり、元上司Kさんも、別の内容だけど膨大な仕事も、難しい判断も、豊富な経験値と言うべきことは言う姿勢でサクサクこなしていくのに。
今同じ立場で横に立った私は、自分の仕事の波に飲み込まれてあっぷあっぷで溺れる寸前。難しい事案の判断にも時間がかかってしまい、いまだ引き継げてない日々の細かい担当業務もあって、毎日深夜残業をして何とか息をしている状態。先輩Kさんとの職歴の差があるものの、頼りない自分が情けない…。
遂には本来、今の私の職責ならKさんから私が引き継ぐべき管理業務を、
「今はどうしても手元の業務で手いっぱいで受けられません。仕込んでいる新プロジェクトが目途つくまで、少し待って頂けないでしょうか。力不足で申し訳ありません。」
と部長とKさんにメールしました。
そうしたら、Kさんが全員返信で
「OK!私がもうしばらく見るから大丈夫ですよ!」
と明るく引き受けてくれた後、個人あてにメールもきてました。
その内容が、とにかく優しくて。。。
本当に二~三行ほどの短いメッセージだけど、
・業務過多の私を心配していること
・多すぎる業務の中でもう十分やっていて素晴らしいこと
・「力不足」なんてことはないのだから、その言葉を会社で使わないこと(事情を知らない周囲の人には、私の印象が悪くなるので)
と書かれてました。
明け方、ロクに眠れずに疲れた頭で、スマホの画面でそのメールを読んで、不覚にも号泣してしまいました。
自分が出来ないことの悔しさや情けなさ、申し訳なさ。「こんなにいっぱい同時にできないよ、無茶だよ」という気持ち。そして上司Kさんの優しい言葉が有難く、うれしくて。隣で寝ているハナを起こさないようこっそり泣きました。
自分で感じていた以上に、気持ちと身体が追い詰められていたのだと思います。
これを機に、どうしても出来ないことは自分を卑下することなく「出来ない」と上司に相談しよう。仕事のやり方も、自分の気持ちのやり方も変えていこう。そう思いました。
Kさんにも御礼のメッセージを送りました。もう直接の上司ではないけど、Kさんはやっぱりずっと私の心の師匠で、憧れの人です。
四連休、ゆっくり休んで、自分を立て直して、またがんばろう!